コロナに負けない! 学校給食休止に伴う食品ロスの抑制や販売機会の創出に向けた取り組み「食べて応援!学校給食キャンペーン」

出所:「食べて応援!学校給食キャンペーン」特設サイト
(https://ad.umai-mon.com/kyushoku0410.html)

 

このたびの新型コロナウイルス感染症の発生により、影響を受けた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

全世界で猛威を振るっているコロナウイルスは私たちの生活に大きな影響を与えています。学校教育の現場でも全国の多くの地域で休校になり、授業の遅れやそれを補うオンライン教育の導入促進などが課題になっています。そういった直接的な教育の部分だけではなく、食事を親御さんも自宅で作る必要が出て、家計が膨らんでいる等の影響が出ています。そしてこれは食品を生産している方々にも影響しています。

また、子供たちが学校に行くことができないため、給食も自ずと中止になり、そこで使われる予定だった野菜や魚、畜産品などの食材が余ってしまい、全国の生産者さんが被害を受けています。

こうした中で農林水産省の「学校給食の休止に伴う未利用食品活用緊急促進事業のうち 新たな販路へのマッチング等促進対策」※1事業を実施する公益財団法人食品等流通合理化促進機構が委託を行い、うまいもんドットコム(株式会社食文化)の特設サイトにて「食べて応援!学校給食キャンペーン」と題した給食未利用食材を対象とした通信販売を行っています。

「食べて応援!学校給食キャンペーン」特設サイトはこちら

この取り組みの運営費が上記事業の下で支援されるとともに配送料を無料化するための支援を併せて実施しています。4月9日現在で参加事業者数54社、商品総数480点、累計約75,000件の販売件数となっています。給食用ですので一口の販売数量は多めではありますが、送料無料で自宅まで送ってもらえます。ご家庭から生産者の皆さんを応援してみてはいかがでしょうか。

※1:農林水産省「食べて応援学校給食キャンペーン」特設通販サイトの設置についてhttps://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/ryutu/200316.html

執筆者:小泉 翔(株式会社ATGREEN)
※本執筆内容は、執筆当時の公開情報等に基づき作成をしたものです。
※本執筆内容により不利益等を被る事態が生じた場合にも一切の責任を負いかねますのでご了承下さい。