Green propがCSRをリニューアルするタイミングとは?

早いもので、もうすぐ3月に入り、年度末が目前となりました。当社は6月が決算ですが、3月が決算という会社様も多いのではないでしょうか。
実は、当社では2021年7月の新しい期から、新しいCSR方針で運用をしています。
今回は、当社がどのタイミングでCSRをリニューアルしているのか、お話したいと思います。

 

CSRとは?

CSRとは、Coporate Social Responsibilityの頭文字をとった言葉で、直訳すると「企業の社会的責任」といわれます。
事業活動に伴い発生する様々な影響について、ステークホルダー(利害関係者)との関係を重視しながら、その影響に責任を持って対応していき、続可能な企業と社会の実現を目指すことで、自社が与える影響に対応するための活動を「CSR活動」と考えています。

これを図で表すとこのようになります。

 

CSRリニューアルの3つのタイミング

それでは、今回の本題です。当社でも今までに3回ほどCSR全体のリニューアルを行っておりますが、何をきっかけに見直しをするようになったのか。
それは、以下の3つのタイミングがきっかけでした。

タイミングその1:新しい事業がスタートした時

新規事業がスタートすると、自社の運営体制にも変化があります。働き方やその評価など、ガバナンス面でも大きな変化がありますね。また、新規商品・サービスを提供するターゲットとなるお客様やそのお客様が自社に期待することにも変化があります。事業内容によっては新たな環境影響が発生する可能性も考えられます。

タイミングその2:経営計画や組織運営を変革する時

ここでいう経営計画や組織運営とは、中長期の3年以上の長いスパンの計画になります。中長期計画は、複数年かけて事業の展開やそれを運営する組織構成など、今の環境から発展したステージに進化を遂げていく道筋が描かれています。

今までと異なるステージに行った際に、自社の環境も変化をしていくでしょう。新たなステージに自社が立つことを考えて、どのようなCSRを展開していくのがベストなのか、改めて考える必要があるでしょう。

タイミングその3:社会が大きく変化した時

これは、当社の直近のCSRリニューアルのタイミングでした。それは新型コロナウイルス感染症の蔓延です。コロナをきっかけに社会の変化をみなさまも実感されたのではないかと思います。今までの当たり前が当たり前ではなくなり、いわゆる「常識」が新しい形になりました。アフターコロナ(コロナが去った後)と発生当初は言われていましたが、次第にウィズコロナ(コロナと共に)の社会と呼ばれるようになったのも、常識がアップデートされた所以だと思います。

常識が変わるなど社会全体が変化すると、自社の組織活動の方法も、ステークホルダーの期待の内容も、自社が社会に与える影響も変化します。ということは、活動内容にも比例して変化が求められるのは、みなさんお分かりですよね。

 

CSRの大切な4つの観点に変化が起きた時がタイミング!

CSRリニューアルの3つのタイミングをご紹介しましたが、これは、私たちの考えるCSRの4つの観点に変化が起きるからです。

タイミング1(新しい事業のスタート)は、②③④
タイミング2(経営計画や組織運営の変革)は、③④(内容によっては②③④)
タイミング3(社会が大きく変化)は、①②③④

と、変化が起きていると考えます。

①〜④は単体で起きることはなく、連鎖的に起きるので、CSR全体の見直しが必要なのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?組織の節目の時期には、CSRも見直す必要があるかも合わせて検討すると、さらにアップデートされたCSRが推進でき、より組織の持続可能性も上がっていくのではと思います!年度末の機会に、来年度の計画と照らし合わせながらCSRの見直しも検討してみてください!

当社では、CSRの見直しについてもサポートしております。まずはお気軽にご相談ください!