CSR検定とは? 実際に3級受験してみました!

みなさんは「CSR検定」をご存知でしょうか。CSR検定とは、CSRの理解を深め、社会に貢献する企業や組織を増やすことを目的としています。
2021年11月にCSR検定3級を受験した筆者が、CSR検定についてお話します!

「CSR」とは?

まずは、CSRとは何かについて整理したいと思います。

「CSR」とは「Corporate Social Responsibility」の頭文字を取ったもので、「企業の社会的責任」と訳され、企業や組織にとって欠かせないものです。以前はCSRといえば、法令順守や寄付などの社会貢献をすればいいとされていましたが、現在ではそれらに加え、社会からの声に応える対応力や、本業を通じた社会課題の解決が求められています。

CSRについてもっと詳しく知りたい!という方は、他のコラムでご説明しているので、ぜひこちらをご覧ください。
CSRって何のこと?CSRと日本の歴史
CSRとCSVとSDGsの関係性

CSR検定の概要

1.CSR検定の種類

CSR検定は1級から4級まで存在します。各級で対象者が設定されており、それに応じたレベルが設定されています。

2.試験の概要

こちらも、等級に応じて試験時間や問題形式が異なります。
2級からは記述問題が出たり、1級は小論文・面接といった2段階の試験になっています。
難易度に応じて合格率も大きく異なってきます。

 

各等級で設定されているレベルに応じて、目指す等級を設定してもいいかもしれませんね!

CSR検定3級の勉強方法

ここからは、実際にCSR検定3級を受験した筆者の勉強方法についてお教えいたします!

勉強法その1:公式テキストを読み込む!

CSR検定は公式テキストがあるため、そちらを使って勉強することになります。
3級テキストでは、CSRに関する各項目が見開き1ページで完結するため、長い文章を読むのが苦手…という方にも、読みやすいものとなっております。
私は通勤時間に繰り返し読んでいました!

勉強法その2:過去問をひたすら解く!

CSR検定の公式HPには、模擬試験問題や過去の試験問題が公開されています。
公式テキストが改訂されているため、対象期間の過去問をひたすら解いていきました。
間違っていたところがあれば、公式テキストで復習する。これを繰り返し行っていました。

3級の合格率は50~80%くらいで、回によってまちまちで、第12回(2021年6月20日)には46.1%で私も少し不安になりました。
まずはこの公式テキストを一読。そして、CSR検定の公式HPに公開されている過去問をひたすら解いて、間違ったところを復習する。
このやり方がオススメですし、しっかり繰り返すことで、着実に自分の理解度も高まっていきました!

CSR検定3級受験の感想

2015年に採択された持続可能な開発目標、SDGs。今ではこの言葉はすっかり世間に浸透していますが、「SDGsって結局何?」「私は何をすればいいの?」って思われている方も多いのではないでしょうか。私もその1人でした。

そんな中、CSR検定受験は、自分の働く会社が社会にとってどう役に立つ存在であるのかを考える機会となりました。
そして、SDGsを他人事として捉えず、自分も達成に貢献する一員であると自覚し、働くモチベーションにもつながりました!

また、「オーガニック」や「エシカル消費」といった言葉を街中でよく目にすることがありますが、CSRの勉強を通してこれらの言葉の意味、背景が理解でき、日常生活でも役に立っています。

まとめ

CSR検定は今の社会の流れを知り、自分が何をすべきか考える良いきっかけとなります。
現在、オンラインでの開催となっており、ご自宅での受験も可能となっていますので、ぜひ受験してみてください!

また、当社ではCSR経営サポートを行っております。会社のCSR経営でお悩みの方はぜひ、当社にご相談ください!

 

 

出典
CSR検定  https://csr-kentei.alterna.co.jp/
CSR検定3級 公式テキスト2021年度版