SDGsもCSRも!活動推進に重要な「KPI」〜KPIが大切なわけ〜

Green propでは経営計画やSDGs・CSRの計画など、目指す姿に近づいているのかどうかを図っていく指標「KPI(Key Paformance Indicator/重要業績評価指標)」を設定してマネジメントを行っております。このKPIは、あらゆる活動推進においてしっかり策定することが重要です。

今回は、KPIが大切な理由を当社事例も含めてお話いたします。

KPIとはなに?についてはこちらのコラムをご覧ください。

 

KPIが大切なわけ その1:ゴールに近づく計画を作っていくことができる

経営計画やSDGs・CSRの計画など、作成する時によく陥りがちなのが「目的が手段になっている」ことです。
例えば、「ダイエットする」ということは、「健康な体になりたい!」とか「痩せてこんな洋服を着たい!」といった、目的(=ゴール)があるから実施する活動のため、手段なのです。

KPIとは、ゴールに近づいているかを判断できる指標です。健康な体になることがゴールであれば、健康診断で引っかかった項目も数値を適正にすること、痩せて着たい服があるのであれば、それに合わせたサイズになることが、KPIとして適切だと思います。

企業では、どんな活動も経営資源を用いて活動実施されます。より効率的にゴールに近づくことが重要です。
ゴールに近づいているかを判断できる指標と目標値を設定して、達成のためにはどんな行動をしたら良いのが考えていきましょう。

 

KPIが大切なわけ その2:PDCAの「C」の根拠になる

マネジメントの基本であるPDCA。今までの当社での経験も考えると、もっとも大切なのは「C・A」です。実践してみてでた結果をチェックして、良い点・悪い点を振り返り原因をつかむことで改善を考えることができます。

KPIを掲げていると「できた・できていない」の結果の判断をすぐにすることができます。チェックは、結果をみることからスタートするのです。
この最初のステップをスムーズに踏むことができるのは、非常に有効ですね。

 

KPIが大切なわけ その3:メンバーと目指す姿を共有できる

KPIを掲げることによって、みんなで目指す姿を共有してみんなで進むことができるようになります。ベクトルを合わせるにはとても有効です。

また、KGI→KPI→目標値→具体的行動計画 を一緒に表現することで、何のための活動なのかも合わせて伝えることができます。
これも非常に重要。目的を一緒に理解することで、何か壁にぶつかった時の判断軸になるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
経営計画やSDGs・CSR計画でもKPIが掲げられている理由はここにあると思います。

次回は、実際にKPIを考えていく際のポイントをお話致します!