CSRとCSVとSDGsの関係性

日本では2003年がCSR元年と呼ばれ、2011年にCSVの考え方が提唱され、2015年にはSDGsが採択され・・・

たくさんのアルファベット3文字が登場しており、それぞれサスティナビリティを考える上では重要!とされています。

今回は、CSRとCSVとSDGsの関係性について、考えていきたいと思います。

 

CSRとは?

まずは、それぞれの言葉の意味を考えていきます。

「CSR」とは「Corporate Social Responsibility」の頭文字を取ったもので、「企業の社会的責任」と訳されます。
どういったことかと言いますと、企業が事業活動をする上で与える様々な影響に、周りの人々(ステークホルダー)の期待や要望を加味しながら、責任を持って対応していくことです。

この意味を踏まえると、企業の規模そして会社に関わらずあらゆる組織が対象になることが分かりますね。

CSVとは?

CSRに続き出てきた考え方がCSVです。
アルファベット1文字しか変わってないから、コーポレート・ソーシャル・なんちゃら・・・
と思ったら大間違い!CもSも別の単語になります。

「CSV」とは「Creating Shared Value」の頭文字を取ったもので、「共有価値の創造」と訳されます。

「誰と共有する価値なの?」という問いに対しての答えは、企業と社会です。
企業には売上や利益といった経済的価値、社会には社会課題の解決といった社会的価値。
1つの活動でこの2つの価値どちらも共有しましょう!というのがCSVの考え方になります。

SDGsとは?

2015年に国連サミットで採択されたのがSDGs(Sustainable Development Goals)「持続可能な開発目標」です。
持続可能な社会を実現するため、2030年までに達成すべきことを17つのGoalで表現されています。
その分野は多岐にわたり、飢餓、福祉、平等、エネルギー、気候変動、海洋汚染などの多様な社会課題が集約されています。

このロゴと17色のホイールマークはいろんな所で見かけるようになりましたね。

CSRとCSVとSDGsの関連性

CSRとCSVとSDGsについて簡単に説明してきましたが、それぞれの概念を踏まえると、3つの関係性は以下の図のようになります。

CSR:どんな企業も認識するべき責任で、持続可能な企業になるための基盤であり、建物の基礎のようなもの。

CSV:基礎の上に様々な事業が成り立っており、今まで培ってきた技術やノウハウや情報を活かして実行でき、建物でいう増築階のようなもの。

SDGs:持続可能な世界にしていくために解決すべき課題(=目標)の集合体であり、目標達成のための方法としてCSRやCSVが存在する。
そして、SDGsは周囲にいる組織や同じ想いを持っている人と手を組んで(=パートナーシップ)、CSRやCSV活動の協働などを通じて、みんなで目標達成に向けた行動をしていきましょう!

ということになります。

 

全ては「持続可能な未来のため」に重要なこと!

CSR、CSV、SDGs。そして、それぞれの関係性を説明してきました。
それぞれ異なる観点を持つ言葉ですが、どれも持続可能な未来のための考え方になり、
まずできることから一歩踏み出すことで、必ず社会は良くなっていくと思います。

今一度、言葉の意味と関係性を理解し「自分たちができることは何か」を考え実践してみましょう!

Green propでは、CSR実践に向けたサポートも行っております。
「どうすればいいかわからない」「一緒に考えて欲しい」という方は是非こちらをご覧ください!

 

出典:
CSRとCSVに関する原則(https://www.hurights.or.jp/japan/news/csr-csv.pdf)